先週の話。
「話さなければいけないことがあります」
駅のホームで後輩ちゃんに言われた。終電まではけっこう時間があったから、二人でベンチに座って話すことに。
「好きな人が出来ました」
思っていたことをいろいろと、気持ち悪くならない程度に話してみた。
「あたしはももたかさんのこと『何でも話せる先輩』みたいに思っていて、ちょっと馴れ馴れしくし過ぎたかなぁって反省しました」
正直なところ、その時は「好きな人が出来ました」って言ったのは断る為の口実だなって思ってしまったんだけど、その話が本当だと仮定して「じゃあ、これからは今までみたいに、こうやって二人きりで飲んだり話したりしない方がいい?」と何度も聞いた。
「そんなことないです」
「本当に?」
「はい」
何度も確認した。ウザかったかもしれない、と今になって反省したし、無理やり言わせてしまった感があるのは否めない。
――そんな訳で、告白してから2カ月後くらいに振られました、という話でした。
相談に乗ってくれた人、励ましてくれた人、応援してくれた人、なんかすいませんでした。こういう結果にはなってしまったけど、今はもう大丈夫だし、振られたからって関係性が変わったとかそういうことではないです。たぶん。振られてからは未だ直接会ってないから分からないけれど、少なくとも某SNS上では変わってないです。
ちなみにですけど、おそらくみなさんが思ってるよりはショック受けてないですよ。 まったくショックを受けていないという訳でもありませんが。
あまりショック受けてないということに少しショックを受けている、みたいな部分はありますが。
なんかなぁ、どんなに頑張っても無理だって気付かされたような気がする。これからは身の程をわきまえて、ひっそりと生きていこうと思いました。
要するに「イジけた」ってことです。
どれだけ大事に思っていても、大切にしたいって思っていても、恋人同士でなければそれは出来ない。悲しい事に。……いや、思うだけなら出来るけど、行動に起す事は出来ない。そのことが俺にはとても悲しく思えます。
振られた当初とかは「今のままでいい」って思ってたけど、本当にそれでいいのかなぁ、なんて思い始めてきた今日この頃。
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